LTE AIクラウドネットワークカメラMORECAの開発背景(誕生ストーリー)
モバイル端末開発の専門会社として、通信事業者や大手メーカーなどへいつも新しい製品を提案し生産供給してきた当社は、自社ブランドを持って社会に貢献できる道へ進んでいます。
我々の強みを生かした開発のできる監視カメラ市場の可能性を発見!
2017年、国内のデバイス市場を分析し、我々の強みを生かす商品を研究し始めました。
当時、国内は世界の他国と違い、監視カメラの市場は未成熟で、オリンピックを目前にしながら、人力不足に悩んでいる社会状況からみて、今後監視カメラの必要性がより高まると認識しました。一方、全世界の監視カメラ市場はDVR、NVRを過ぎてクラウドネットワークカメラへの移行時期でした。
しかし、国内では世界と比較してまだ普及されていない状況でした。その理由は、プライバシーの問題、工事費の高さ、屋外ネットワークカメラのコストの高さ等、導入のハードルが高いことが理由だとわかってきました。このような環境に着眼し、我々の強みを生かせる「LTEネットワークを利用のネットワーク監視カメラ」を開発することを決めました。
LTEネットワーク利用のカメラだからこそ、導入ハードルを下げられる新技術開発で様々な課題をクリア!!
LTEネットワークを利用することで、Wi-fiが持っているセキュリティの問題を解決し、高い工事費を下げることなどが実現できるようになりました。しかしLTEネットワークによる監視カメラを商品化するには、パケット料金の高さ、安定性に関する不安、問題が発生したとき沿革でメンテナンスが可能かどうかなどの課題を解決しなければなりませんでした。ネットワークコストを解決するために128Kの低コストSIMで動画をストリーミングできる技術を開発し、基地局パフォーマンスに対応し、安定性を確保するウォッチドック機能と、遠隔でカメラの内部状態を把握し解決する技術を確立させました。そして使用環境に合わせ、IR定点カメラ、低照度カメラ、PTZカメラなど、すべてのラインナップをIP66の防水仕様に開発しました。
監視カメラ設置の新しいニーズを実感!ソーラーカメラが誕生!

サービスを運用しながら、河川監視、山岳地、海岸線、道路など、電気が入らない地域でのカメラのニーズを感じました。そこで設置が簡単という画期的な「MORECAソーラーカメラ」を開発しました。既存のソーラーカメラシステムは、カメラとバッテリーを別々に工事し設置する大掛かりなシステムが必要で、コストがかかるものでしたが、我々はバッテリーをカメラに内蔵して一体化することによってコストを下げることができました。4日程度日照が無くても稼働できるパネル設計と、バッテリーシステムなどを自社開発で完成したものです。このソーラーカメラは、監視カメラの使用範囲をいっそう広めることができるでしょう。
AIへのニーズが高まり始め、さらなる新システムの開発へ!
また我々は、AIに対するユーザーの要求をどうすれば実現できるかという課題に直面しました。様々なAI専門の会社とミーティングを重ねましたが、モバイルネットワークでは、重いデータに対応しにくい点と、高いサービス料金などの壁にぶつかってしましました。
そこで、大きな壁を前にして、自分たちで直接システムを開発すればどうなるかという挑戦をすることに決めました。軽いデータでAIを可能にするにはどうしたらよいかに着眼し、開発を進めていきました。設置が簡単なモバイルカメラやソーラーカメラの利点を生かして、ユーザーに簡単に設置でき、低価格でいろいろなAIアイテムを必要性に応じて選別して使える「クラウドAIカメラシステム」の開発に至りました。



これからもMORCAは皆様の安全を守るため、進化をし続けます!
これによって我々はモバイルネットワークカメラ、ソーラーパワー、AIサービスなど、すべての技術を自社で開発し、保有することになりました。ユーザー様がMORECAを利用して財産を守り、災害から勝ち抜けることに少しでもお力になれることを望んでいます。
これからもMORECAは進化し続けます













